たんけんすわのまち メテオリック編

上社御柱祭の一週間後に行われた下社御柱祭の山出しにも行ってきました。
今回は始発のスーパーあずさで諏訪に行ったわけですが、これがまずかった。
シャトルバスの待ち時間が2時間って!
並び始めて13時の木落しに間に合うのか?

まあ実際の待ち時間は1時間でしたけどね。バス増発したのかな。
もっとも、バス乗ったら今度は超渋滞。結局会場に着いたのは12時前。
2時間待ちって会場に着くまでの時間だったのか!(違
もっとも、これより遅ければ入場規制に巻き込まれて
有料席のチケット持ってても入場できないという状況になるところだったのでまだマシでしたけど。
席を確保して木落し坂を見ると既に準備が始まっていました。

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今回の木落し坂は盛り土と坂部分に笹を植え、滑りやすくすることで
途中で御柱が止まるのを防ぎ、その間に氏子が飛びつくのを防ぐという
対処を行っていたようです。

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確かに坂上部には笹が植えられてますね。
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しばらくすると秋宮四のセレモニーがあり、その後木落し開始



さすがに改修の効果か、一気に滑り落ちました。
その後時間を置き、春宮一も木落とし準備が開始

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とはいえ、二番目に大きい御柱だけあって、坂への曳きつけに難儀したのか、
実際に木落しが行われたのは予定より1時間20分後でした。



こちらも豪快な木落し。動画もしっかり撮りましたが、
内心は結構焦ってました。帰りも行きと同じ時間が掛かっていては堪らんのです。
せっかちだからという訳ではなく、ホテルのチェックイン時間とか
荷物の一時預かりの時間とか、そう言った諸々が迫っていたため、
木落しが終われば即座に会場から撤収。
思ったより帰りは空いていたようで、バスにはすぐに乗れたし
渋滞もなく18時までに下諏訪駅に到着。間に合ったぜ。
今回は歩行距離が少ないため大して疲れることもなくホテルへ。
万全の体制で翌日に備えました。

が、その翌日が朝から雨。カッパは用意してますが、会場山の中ですからねぇ。
正直4月2日の悪夢が蘇ります。
昨日よりは1時間以上早くバス乗り場に向かったため、待ち時間は20分ほど、
渋滞もなくスムーズに会場へは着きましたが。
坂では既に木落し準備真っ最中でしたけどね。
しかし雨とは言えセレモニーはしっかりやってます。
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春宮二は木落しの瞬間までにカウントダウンをしてくれるという親切仕様。
タイミングは氏子の方々の都合のよいタイミングでやればいいのですが、
見てる側にも気を遣ってくれる事には素直に感謝。ありがとうごぜえますだ



春宮二の木落しが終わったあたりから空は晴れてきたのでその間に腹ごしらえ。
急いで来たので弁当なんて買えませんでした。
まあ、店が開くの待ってたら混雑に巻き込まれていたでしょうけれども。
その間にも後ろに来ていたのか、次の秋宮三の木落準備も始まっていました。
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こちらはやや時間遅れとなりましたが、無事に木落しが行われました



ここまでほぼ順調に行われてきた木落し、しかし波乱は最後に待っていました。
最後にして下社最大の御柱、秋宮一は曳き綱が長く、坂から降りてくる曳き子の行列も長いです。
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しかしこの途中、女綱(右側の曳き綱)が切れるというアクシデント発生。
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急に多数の人が倒れていったので驚きましたよ。
曳き綱は結構丈夫に作ってあると思ったんですが、こんな事もあろうとは。
元綱衆も応援に駆けつけ、綱を結び直して曳行再開。
木落し坂の上に御柱が到着したのは予定時間をオーバーした後でした。
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それでもセレモニーは忘れない。これ大事。
そして16時20分、ようやく木落しへ。


派手に人が振り落とされたのが分かりますが、その後まもなく救急車も出動する騒ぎに。
これだけ派手な木落しが行われる御柱祭ですが、実際に氏子の中で重傷者は一人だけだったとか。
実は何か隠蔽されてるとかないですよね?
あと観覧席からは分かりにくかったのですが、華乗り(先頭に乗る人)
を部外者(所謂「その筋の人」)に乗っ取られたりで
揉めていたのも遅れた原因でしょうか。

何はともあれ、この日も混雑に巻き込まれる前に会場から、
そして下諏訪からも脱出。下社の御柱祭を嘗めちゃいけません。
特 に土日はスピードが命です。のんびり行くのも悪くはないんですがね。
今回はバス移動と言うこともあって写真に納めるものも
あまりありませんでしたが、一応木落しの瞬間は動画に納めておきました。


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