たんけんすわのまち お舟祭編2

下諏訪ではすでに宵祭りが始まろうとしていました。
とはいえ宵祭りは大社とは関係が薄いのか町の夏祭りと言った風情です。
普通に夜店と出し物を楽しみます。
出し物も豊富で花笠踊りから謎のダンス(?)、御神輿に大正琴とカオスですが、
長持ちや木遣り競演会など諏訪らしいものもちゃんとあります。
その様子は動画にて



近くの公園で花火もやってました。

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と、宵祭りはキリのいいところで引き上げこの日は休息。昼間動き回ったので体力はゼロになってます。
翌日の本祭りも13時からなのでゆっくり休みました。

まあしかし旅館は10時には出ないといけないので、時間が余る。
仕方ないので七不思議の綿の湯を見た後春宮に行ってみました。

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春宮ではすでにお舟が準備されていました。
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今回使用されたのは小型のものということですがそれでもかなりの大きさがあります。
御柱より長さでは劣りますが幅がありますからね。
ついでに工事が終わった春宮を見て回りました。
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最初の写真は春宮の宝殿ですが、弊拝殿(三番目)の構造上よく見えません。
御柱は事故のあった春一ですがそんな事があったのも嘘のように悠々と立っております。
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さらに筒粥神事で使われる筒粥殿。諏訪大社では春宮にあるこれしかありませんからね。
上社の筒粥殿は消滅してますし。

ついでに少し足を伸ばして浮島社と万治の石仏ももう一度確認。
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最後に大社最古の建造物、下馬橋です。今は遷座祭でしか使われませんが、
昔は殿様ですらここでは馬から下りて渡らなければならなかった神聖な橋です。
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時間も昼が近づいてきたので秋宮まで戻り食事。境内では神事の準備の真っ最中
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御輿やお舟に取り付ける翁媼人形はまだ秋宮で出発の待機をしていました。
そして13時、春宮に安置されている御身代を迎えに秋宮を遷座行列が出発。
旧中山道を通り春宮に入り、神事の後今度は大門通を通って秋宮へ戻っていきます。
このあたりは行列の様子しか撮れませんでした。
先述の通り、春宮の構造上宝殿がよく見えないのと、
宝殿を開けたり御身代を御輿に乗せる際は警蹕が流れます。
原則的に神事を見学する際は神職の指示に従うのがマナーです。
「お頭をお下げください」とアナウンスされたり警蹕が流れた場合は撮影を止め、
「お直り下さい」と言われるまで頭を下げます。
というわけで歯抜けになりますが遷座祭の様子を動画でご覧下さい。
本当は秋宮で遷座する様子も撮りたかったところですが、工事中では中が見えないだろうとあきらめました。


さて次回はいよいよ本祭りのメイン(神事としては遷座祭が本分ですが)、お舟の曳航となります。


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