たんけんすわのまち 初詣編
2011年一発目となる諏訪旅行は日帰りでの初詣となります。
まあ、元旦には伏見稲荷に参っていたりするんだけど…(汗
いつもの通り茅野駅に着いた後はタクシーで前宮へ。
本宮までバスを使うルートも考えましたが、時間の事もあるのでこちらで。
さすが長野県だけあって雪も積もってます。さすがに車道にはありませんでしたが。
御柱も雪を被ってます。
お参りを済ませたらすぐに前宮を出発。今回移動距離が長いのでのんびりできないのが残念。
途中で守矢史料館にも寄りました。企画展をやっている時は寄ることにしています。
ちなみに1月の時点だと卯年に起こった事件を記載した書物の展示となってますね。
中でも大祝家と神長官家の対立に関する書物とかは興味をそそられたり。
販売物コーナーを覗いてみたら、初めて見る(というか今まで見逃していた)
守矢史料館周辺ガイドブックなる物を発見。
試しに見てみると、大社前宮から本宮周辺の史跡までカバーしており、
結構下調べをしていたつもりでも結構見逃していた物があることに気付かされました。
今後の探索においてかなり参考となりそうなので迷わず購入しました。
ちなみに500円でした。
史料館を出た後、この裏手にあるという、諏訪市天然記念物のイチイとトチノキを見るために寄り道。
市境の西沢川近くまで進み、峠入口と書かれたバス停を左折し進むと、
大祝墓所の横を抜けて熊野堂共同墓地の前に出ます。
その脇をさらに10Mくらい進んだ横に目的の木を発見。
近くまで行くにはかなりきつい斜面を登らないといけないわけですが…
木のすぐ下には石祠が二つ。一つが神長官守矢家の祝神で、もう一つは天狗を祀った物とのこと。
どっちがどっちなのかは書いてませんでしたが…
イチイの木の左手、さらに斜面を登った先にトチノキがありました。
こちらには岩波家の祝神が祀られている模様。
どちらの木にも鳥居が建っているのですが、トチノキの方は斜面の間近にあるので
人が登るには適していないと思われるのですが…斜面ほぼ垂直だし(^^;
さて、元の道に戻り本宮へ。気がついたらきよめ茶屋が金山茶房に変わってました。いつの間に。
そしてメニューの代金が妙に高い。
本宮ともなれば前宮とは比べものにならないほど参拝者が多いです。
これも新御柱の効果か。
参拝するのにもかなり列ができてますね。三が日に比べればマシになってるんでしょうけども。
5分ほどで拝殿に近づきました。
斎庭では祈祷を行ってました。私も破魔矢でも買ってやってもらおうかとも思いましたが、
持ち合わせが少ないのと厄年というわけでもないので今回はやめておくことに。
代わりにおみくじを引いてみたら…
なんか自重しろみたいな事書いてました。今年はおとなしくしていた方がいいのでしょうか…
本宮での参拝が終わったものの、駅までのバスが出るには時間があるので、
少し先の藤島神社に寄りました。
来週神事があるためか中には入れず。遠巻きに写真を撮るしかできませんでした。
藤島社横の石祠は、ガイドブックによると御作田社らしいですね。
上社摂社三十九箇所の御作田社のことかと思ったのですが、次のページでは
御作田社の場所が不明になっているので、謎が深まってしまいました。
本宮に戻ると消防車が集まっており、お祓いを受けてました。
結構な台数が集まっていましたが、この後もさらに消防車は集まってきていました。
博物館に寄った後、バスが来たので上諏訪駅へ行き、さらに下諏訪に移動。
早速秋宮へ参拝。
8月と違って神楽殿が改修作業に入ったようですが、秋宮拝殿は修復が完了していました。
諏訪に来るのもかなりの回数になりましたが、秋宮拝殿を見られたのは今回が初めてです。
完全な形の秋宮を見ることができるのは後半年くらい待たないといけないようですが…
次は春宮へ。秋宮とは対照的にほとんど人はいませんでした。
駅へと戻る途中に魁塚を発見。まさかこんな所にあったとは…
魁塚は、幕末時に官軍として戦いながら存在を切り捨てられた赤報隊が処刑された場所であり、
その慰霊のために作られたそうです。
赤報隊や、隊長の相良総三については「るろうに剣心」で有名になったこともあり、
一時期はここを訪れる人も多かったとか。
上諏訪に一度戻り、諏訪湖を見ると一部が凍ってました。
さすがに岸の方だけが凍っているだけの様なので、御神渡りが今年あるかどうかは厳しいかなぁ。
沖に見えるのは花火の打ち上げのために作られた人工島の初島。
ここにも御柱が建っているとのこと。
近くの片倉館で温泉に入った後撤収。
片倉館、なかなかいいところなんですが、タオルが有料貸し出し制なのと、
ロッカーが小さくてispackが中に入らないという仕様上のトラップがあり
なんだかんだでゆっくり休めなかったのは残念。予備知識なしで来るのは厳しいかなぁ。
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